2.禁止表に記載された物質及び方法

禁止表国際基準
禁止表とはWADAが策定した禁止物質及び禁止方法を定めたものであり、全世界共通のルールです。

禁止物質及び禁止方法の分類
禁止物質及び禁止方法は、次の3つに分類されています。
(1)常に禁止されている物質と方法(競技会検査、競技会外検査含む)
(2)競技会検査において禁止されている物質と方法
(3)特定の競技において禁止されている物質

 

 

禁止表は、毎年確認

WADAが規定する禁止表は、毎年1月1日に更新されます。
最新の禁止表は、JADAホームページで確認しましょう。

 

 

(1)常に禁止されている物質と方法(競技会検査、競技会外検査含む)
禁止物質
S0. 無承認物質
S1. 蛋白同化薬
S2. ペプチドホルモン、成長因子、関連物質および模倣物質
S3. ベータ2 作用薬
S4. ホルモン調節薬および代謝調節薬
S5. 利尿薬および隠蔽薬
禁止方法
M1. 血液および血液成分の操作
M2. 化学的および物理的操作
M3. 遺伝子ドーピング

(2)競技会検査において禁止されている物質と方法
禁止物質
S6. 興奮薬
S7. 麻薬
S8. カンナビノイド
S9. 糖質コルチコイド

(3)特定の競技において禁止されている物質
P1. アルコール
P2. ベータ遮断薬
『詳細は2017年禁止表国際基準で確認してください。』


監視プログラム
世界アンチ・ドーピング規程(4.5 条):WADA は、署名当事者及び各国政府との協議に基づき、禁止表に掲載されてはいないが、スポーツにおける濫用のパターンを把握するために監視することを望む物質について監視プログラムを策定するものとする。


以下の物質が2017年監視プログラムに掲載されています。
1.興奮薬 : 競技会(時) のみ
ブプロピオン、カフェイン、ニコチン、フェニレフリン、 フェニルプロパノールアミン、ピプラドロール、シネフリン
*シネフリン:枳実、呉茱萸、陳皮に含む
2.麻薬 : 競技会(時) のみ
コデイン、ミトラギニン、トラマドール
3.糖質コルチコイド :
競技会(時) (経口使用、静脈内使用、筋肉内使用または経直腸使用以外の投与経路)
競技会外 (すべての投与経路)
4.テルミサルタン:競技会(時)および競技会外
●メルドニウムは監視プログラムより削除され、禁止表へ追加された。
●ヒドロコドン、モルヒネ/コデイン比、およびタペンタドールは監視プログラムより削除された。



■禁止表国際基準

2017年禁止表国際基準 JADAホームページ 規程/書式/資料
http://www.playtruejapan.org/wp/wp-content/uploads/2016/12/3d0fcdb70bcf45de26a66192cd2a7dd7-2.pdf
(2017年1月1日より発効)
 
日本体育協会 ドーピング防止 使用可能薬リスト
http://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/2017anti-doping.pdf


薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック 2017年版
http://www.nichiyaku.or.jp/action/wp-content/uploads/2017/07/guidebook_web2017_2.pdf

■薬の検索
Global DRO JAPAN
http://www.globaldro.com/jp-ja/default.aspx

日本医薬情報センター(JAPIC)   http://www.japic.or.jp/

iyakusearch (医薬品情報検索)  http://database.japic.or.jp/is/top/index.jsp
*医療用医薬品添付文書情報、一般用医薬品添付文書へ入力

必ず添付文書で確認してください

【2015/04/10】

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