薬剤師のたばこ対策

薬剤師のたばこ対策

宮城県薬剤師会では、たばこ対策の取り組みとして禁煙を希望するかたへのサポートを行っております。各自に合う禁煙の仕方をアドバイスします。医療機関における禁煙外来や、市販薬としてのニコチンパッチやガムによる禁煙方法など、下記の薬局で禁煙相談を受けつけています。ご家族や周囲の方の健康も考えて禁煙に取り組んでみませんか。

禁煙サポート薬局リスト

【たばこによる健康への影響】

たばこの煙には約3,000~4,000種類の化学物質、約200種類の有害物質、そして60~70種類の発がん物質が含まれていますが、その煙は主流煙たばこを吸う人が直接吸い込む酸性の煙よりも副流煙(たばこの先から立ち上がるアルカリ性の煙)の方に有害物質が多く含まれることはご存知でしょうか。近年この副流煙による受動喫煙を防止する取り組みが各地ですすめられています。また、受動喫煙の中でサードハンドスモーク(3次受動喫煙被害)「喫煙者の肌、衣類からの部屋の壁・絨毯・カーペット・カーテンなどに発がん性物質であるニトロソアミンが付着し、皮膚や口を介して子供に影響を及ぼすこと」も知られ、目に見えないたばこの害があることも考えていかければなりません。

さらに、たばこの煙にはPM 2.5(微粒子状物質)も多量に含まれており、肺の深くまで到達するため、心臓病やぜんそく、肺がんなどの危険が高まります。喫煙可能な飲食店内やサービス業種で測定されるPM 2.5は150~700μg/m3と人体に明らかに影響があると言われる数値が報告されていますので、それらの場所で副流煙を吸い込み続けたときの健康への影響は大きいと言えるでしょう。

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防ごう!受動喫煙による健康被害!!

【宮城禁煙支援・指導薬剤師ネットワーク通信】